松田哲学

フラットとゴールデンとコーギーの雪遊び

・松田哲学その1---【仔犬の時期に必要以上にかまわないこと!】

仔犬のうちはしっかりと体を作ることが大切です。一日の2/3は寝ていますから、新しい環境に慣れるまでは起こして遊ぶことよりもしっかりと食事を取らせて、休息させましょう。

 

・松田哲学その2---【母犬・父犬の役目ができますか?】

毅然とした態度で接することが必要です。

 

・松田哲学その3---【来客時は『ハウス』させておく】

外出時や来客時にはクレートやケイジに『ハウス』させます。

犬を嫌いな人も居るので、普段から『ハウス』をする習慣をつけて、来客時のみならず、災害時や緊急時にも対応できるように普段から継続して行わなければなりません。

 

・松田哲学その4---【[飼い主まっしぐら]の人は犬より順位が下になってしまう!?】

帰宅後犬の顔を真っ先に見に行くのではなく、各自のやるべきことを優先しましょう。大仰に「ただいま」と言っていじくりますのは、良いしつけとは言えません。

 

・松田哲学その5--- 【うぅ~→わん→ぱくっ!】

家族の中で犬の地位が上位になってしまった場合、その犬より下位の人に対して取る行動の流れが先ず【唸る】→それでも気がすまないと【吠える】→その次は【咬みつく】である。

この流れに沿ってしまう前に、餌を食べているときに体を触ったり、食器を動かすなどして唸るかどうかのチェックをする必要がある。唸った場合はそこでしっかりとしつけて欲しいです。

縦の関係をしっかり教えてあげれば、犬は掛け替えがない家族になることができるのです。

 

・松田哲学その6--- 【散歩の時間を決めてしまうと・・・】

雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けずお散歩に行く。これは、犬のために良かれと思って一生懸命やるのですが、思いとは逆に一生懸命が空回りしています。

毎日決まった時間になると、お散歩に連れて行ってもらえる事を学習することは、犬にとって簡単なこと。その時間に吠えて要求をすることもしばしば。オーナーさんにとっても、犬にとってもストレスになってしまいます。そうならないためにも、時間、回数は決めず変則にし、主導権はオーナーさんが握ること。そして、日中の暑い時間帯などは避けること。特にフレンチなどの鼻先の短い犬は暑さに弱いので、気をつけて欲しい。

但し、犬が行きたくないときには、無理に引っ張って行く必要はありません。

 

・松田哲学その7--- 【じゃれ(あま)咬みの躾】

躾の本に必ず取り上げられる、子犬が手にじゃれて噛み付く、【じゃれ咬み・あま咬み】。

手にじゃれてくるのは小さいうちで、【じゃれ咬み・あま咬み】するということは、そんな頃に構いすぎているということです。小さいうちはケージの中で十分な休息を取らせる時期、一匹で居られるように躾ける時期であって、いじくりまわす時期ではありません。そして縦の関係がしっかり分かるようになれば、【じゃれ咬み・あま咬み】などは躾けなくてもしません。

 

・松田哲学その8--- 【天罰作戦】

最初から言葉で言うことを聞いてくるわけではありません。天罰作戦】が有効なときもありますが、【飴と鞭の精神の躾け】はその犬に関わる全員がやらなければ意味がありません。単に甘やかすのではなく、遊ぶ時とそうでない時のメリハリを付けて接し続けましょう。一貫性をもってしつけを行わなければ、どんな方法も無駄になってしまいます。

 

・松田哲学その9---≪ハウス≫の習得

餌をもらえるから≪ハウス≫をし、さらにうんと褒められる!この条件で≪ハウス≫ができるようになった犬はそれでOKですが、生活している中で、犬が命令を聞かない振りをしたり、いつまでもダラダラ遊んでてなかなか従わない場合は、しっかり叱ってケイジに追い込んで従わせます。家族の中の犬の順位が上がるのを防止するためにも、必ず従わせます。

ポイントは2点!

追い込まなければならないので、広い空間だと人間の方が大変。ケージを置いてある場所を締め切って狭くする。

≪ハウス≫するまで強い口調で≪ハウス!≫と繰り返し言い、追い込み、ハウスするまでは絶対に命令を取り下げない。

躾を行う中で、一回は物凄い厳しさが必要になります。人間の体力も気力も必要ですので、御自身が疲れているときはやめた方がいいです。中途半端に叱る事はその後10年~15年の間に何度も何度も叱らなければいけなくなってしまいます。たった一度、真剣勝負と思って気合を入れて、しっかり叱りながら≪ハウス≫を教えてあげてください。そうすればその後はだれからも「いい子ね」と褒められて、犬にとってもオーナーさんにとっても良い循環となっていきます。がんばってください!

 

・松田哲学その10---テンションを上げすぎる前にセーブせよ!

犬と遊んでいて、撫でたり、抱っこしたりすると、うれしくてハイになる様子が見られます。≪テンションを上げ過ぎるな!≫ということが大切です。

人間も夢中になると周りの様子が見えなくなります。犬も同様に、興奮させすぎると落ち着かせることが困難になるので、「テンションが上がってきたな」と思ったら、≪待て≫の命令をかけてテンションを下げる。落ち着いたら少し遊んで、また下げる。というようにコントロールをしていくと、甘やかしすぎによって犬の順位を上げてしまう予防になります。

 

・松田哲学その11---子犬を家族に迎えて・・・【やってはいけないこと】

一緒に寝ること

同じ布団で寝るのは≪同等またはそれ以下≫の位置付けのものです。一緒に寝ることにより犬の順位が上がり、簡単にはコントロールできなくなります。

 

広いスペースで自由にさせること

まだコントロールが効かない子犬を広い場所に放せば、呼んでも来ない、捕まらない、オーナーが追いかける・・・と悪循環を繰り返し、犬の思い通りにさせてますますコントロールが効かなくなります。【ハウス】【マテ】【ヨシ】の躾けは1畳~2畳くらいのスペースから始めて、コントロールができるようになったら、徐々に広くしていけばよいのですが、部屋中自由にする必要はありません。

 

狂わせて遊ぶこと

家族の癒しにしたくて犬を飼うのであれば、おもちゃや手などをヒラヒラさせて、飛びつかせたり、興奮させたりすることを覚えさせて良いことは一つもありません。≪犬はおもちゃではない≫

 

要求に応じること

餌の用意を始めるとテンションが上がって騒ぎ始めることがよくあります。[騒ぐ→餌がもらえる]この条件付けを変えない限り、無視をしてもさらに大騒ぎするだけです。先ずやらなければならないことは静かにさせること。餌以外にも犬の要求には絶対に応じないこと。

 

・松田哲学その12---おもちゃの管理者は人間

犬におもちゃを幾つも買い与えることが愛情ではありません。

【犬の所有欲を操作するための躾け】と【持ってくること(持来[じらい]の訓練】のためには使ってもよいですが、与える時の注意点があります。

子犬の場合、遊ばせすぎにより抵抗力が落ちて体調を落としてしまうことがあるので、シッカリと体力がついてから与えること。また、長時間遊ばせないこと。

猫じゃらしのように犬をジャレさせ、テンションをあげさせるために使ってはならない。

【引っ張りッこ】のように牙を使って遊ばせるのであれば、必ず人間の命令で止めさせる事が出来なければならない。力で負けてしまうのであればやらないこと。

最後は必ず人間が管理し、与えっぱなしにしないこと。おもちゃの所有者は犬ではなく、人間であることを教える。口に入っているものを取り上げても【唸る】【噛む】【吠える】という問題行動を最初からさせないことが大切。日々の生活の積み重ねが影響してくるのです。

 

 ・松田哲学その13---他の人が管理する犬に許可なく近づいたり、触れたり、騒がせてはいけない

犬舎を訪れる場合だけでなく、友人や家族、親類、ご近所など犬を飼われている方への配慮を心がけていただきたいものです。

お引渡しの際のアドバイスでお伝えすることの一つに、「オーナーが犬をコントロールできるようになるまでは、来客者にケージの中を覗き込ませたり、触れさせたり、騒がせたりしないことをお願いした方がいいですよ!」ということがあります。

これは、生後4ヶ月と2週まではとっても順調に飼えていたのに、生後4ヶ月のワクチンを接種して、来客者に触らせたら犬のテンションが上がってしまい、下げるのに物凄く大変だった・・・というあるオーナーさんの嘆きがもとになっております。

大方オーナーである自分たちは「うちの犬を良くしよう!いい子に育てるために躾を頑張ろう!」と思って一生懸命やっているのに、何の責任も感じていない、ただかわいいから触りたいだけの来客者がいきなり入ってきて、甲高い声で「キャー!!カワイイ!!」なんて大騒ぎをして、ケージの中に手指をつっこんで舐めさせたり、テンションの高い犬をいきなり全身撫でくりまわして帰り、その後犬が体調を落とすことや・・・ケージを勝手に開けて犬を出し、事故につながるケースもあるので、他の人が管理する犬に許可なく近づいたり、触れたり、騒がすことのないよう、重々お願いしたい。以下のことは、TOWANI犬舎でもやっていただきたくないことです。

トーンの高い声を出すこと。

ケージやクレートを勝手に覗き込むこと。

ケージやクレート・柵で仕切られたスペースに居る犬の前で踊る・はしゃぐ・手指を入れる・注目させようと口音・口笛を鳴らすこと。

もともとテンションの高い犬を大げさに撫でてさらにテンションをあげること。

初対面の犬にいきなり抱きついたり、頭を撫でること。(初対面の犬には静かに手の甲の臭いを嗅がせ、犬が落ち着いていたら、マズルの下(下あご)を静かに撫でます。テンションの高い犬は触らないで、立って上から見下ろすだけの方が犬とそのオーナーさんのためでしょう。)

普段人が入ってこない所から勝手に見ること。(入り口から正々堂々と「見せてください」と言えば良い。【勝手に見たい・自由に見たい】ということは有り得ません。)

【「どうぞ」と言われるまでは、手出しをしない(気にも留めない)】

 

・松田哲学その14---散歩とは

散歩とは、【排泄】させるためではなく、【臭いを嗅がせて歩く】ためでもなく、【ただ飼い主と共に歩くことが楽しい】・・・そういう時間であって欲しいものです。そのためには、オーナーが普段の生活の中からリーダーシップをとり、節度ある接し方を心がけましょう。

本来リードとはオーナーの意思を適確に伝えるためのものですから、チョークリードをおすすめします。チョークリードは首を締め付けるために用いるのではありませんので、常に適切に緩んでいる状態で、オーナーの意思を伝えるときに引いて信号を伝えます。

【ハウス】【マテ】【ヨシ】【呼んで来ること】を日々の生活の中でシッカリと行っていれば、オーナーに付いて歩くことを喜ぶでしょうが、順位が犬より下の人がどんなにリードしようとしても、犬は認めないでしょう。

一昔前は、排泄をさせるために散歩へ出かけることが主流だったように思われますが、現在では犬を飼う最低限のマナーとして、

トイレはなるべく自宅で済ましてから出かけ、糞は必ず持ち帰る。

人様の家の塀や門、車のタイヤなどにマーキングはさせない、もししてしまったら水で洗い流す配慮をしましょう。